後遺症・後遺障害お役立ち情報①
むちうちによるめまいなどの後遺症と症状が起きる原因とは
当院に交通事故の治療で通われている患者さんはたくさんいます。
首の痛みや背中の痛み、頭痛、めまい、など症状は様々です。事故直後はそれほど症状なかったのに、しばらく経ってから頭痛やめまいの症状で苦しんでいる人もいます。事故の影響で頭痛やめまいが起きる原因について書きたいと思います。
病気というのは、骨折のようにレントゲンで「骨が折れているから骨折です。」といように簡単に決められるものばかりではありません。様々な要素が絡み合って体調を崩し、その体調を崩していることの表現の一つが病気という場合もあります。特に「めまい」というのは、内耳の異常によるもの、脳の異常によるもの、事故による後遺症、ショックやストレスからくるもの等、精神的なものも含めて色々な要素が絡み合っていることが多いようです。いろいろな要素が絡み合っていれば、当然いろんなアプローチの仕方があり、治療法も正解が一つとは限らないのです。効率の良いアプローチを選べば、症状は早期に改善していきます。
交通事故の影響でむちうちからの頭痛の原因は、骨の歪みや筋肉が傷ついて神経が炎症をおこしている状態です。それが痛みをひきおこします。人によってはめまいや吐き気まである人もいます。これは交通事故による後遺症です。
むちうちは、筋肉の組織が傷ついて、中を通っている神経まで傷ついている場合が多く、当院に交通事故治療に来られる患者さんの半分以上は首の痛みだけでなく頭痛や吐き気を訴えます。
その様な症状は、事故直後から起こる場合もありますが、事故後しばらくしてから突然出てくる場合も多いです。
病院で症状を言っても、気のせいで片付けられることがありますが、事故との関連も深いので適切な施術が必要です。
むちうちの症状は、今日調子が良くても次の日悪かったり、頭痛があったりしますのでしばらく調子が良くても安心はできません。
まずは、事故直後に病院でレントゲンやMRIで異常を調べてもらうことが大切です。
ところが、整形外科、耳鼻科さんの検査で異常が出ず「異常なし」と言われるケースもあります。
ただ、交通事故の後遺症によるめまい、浮遊感、頭痛、目の奥の痛み、首痛、肩こりなどの原因は、明らかに事故の衝撃によるものです。とくにめまいを伴うバレリュー症候群などは受傷直後ではなく、しばらくしてから発症してくる場合が多いようです。
シップや痛み止め、めまい止めなどのお薬を処方してもらってもなかなかめまい、浮遊感、目の奥の痛み、首痛、肩こりなどが良くならない場合もあります。
病院の検査で異常がなくても様々な異常が隠れているケースが多々あることを知っていただきたいと思います。
むちうちの症状は、レントゲンに写らない筋肉の損傷なので、カラダの状態をみながら少しずつ筋肉、関節を柔らかくしていく事が重要です。炎症が落ち着いて痛みもおさまってくるとめまいや吐き気もおさまってくる場合がほとんどですが、骨の歪みの影響で自律神経に影響がある場合があるのでその場合は骨格を整える事で落ち着いてきます。
また、事故による不安や精神的ストレスは痛みやめまいの憎悪因子となります。
むちうちを治したのにまた痛い?再発の可能性と防止する方法
そもそも・・・
むちうち(頚椎捻挫)とは?
交通事故で、首の辺りを痛めたら、よく、むちうちだ、むちうちだと言われます。
でも、そもそもむちうちって何なのでしょうか?
「むちうち症」は、主に自動車の追突、衝突、急停車等によって首が鞭(むち)のようにしなったために起こる症状を総称したものです。
しかし「むちうち症」は,正式な傷病名ではなく、「頚椎捻挫」「外傷性頚部症候群」「頚部挫傷」などと呼ばれます。
首は、むちうち(頚椎捻挫)の症状でストレートネックになります。首は本来、s字のカーブを描いているのですが、事故の衝撃で筋肉が固くなり背骨に負担がかかり首がまっすぐになってしまうと頭はバランスを取るために前へ行きます。 首は5kg近くある頭を支えているので負担がかかり、血流もリンパの流れも悪くなり、頭痛を引き起こすこします。
これによって引き起こされる症状を、むちうち(頚椎捻挫)と呼ぶことが多いです。
【むちうちの症状とは?】
むちうちの症状には、下記のようなものがあります。
- 首の痛み
- 肩こり
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 箸やペンが持てないなどといった手足の麻痺など
むちうちで一番多い症状は、首を痛めることですが、首にはご存知の通り、様々な神経や血管が通っています。
そこが損傷されると、頭痛・吐き気やひどいときには手足が麻痺するなど、日常生活に支障が出るほどの症状が現れることもあります。
交通事故にあったその日よりも、後日、時間がたってから現れることもあるので、「軽度の痛みだから大丈夫」「そのうち治るだろう」と甘く考え、放置したり、適切でない施術を受けると後々まで後遺症に苦しむ方も沢山いらっしゃいます。早めに専門機関に行くことをお勧めします。
てっきり治癒したものと思って忘れていると数年後に再発するということも、むち打ちにはよくあります。
適切な治療を早期に行うことが何よりも不可欠でしょう。
むちうち治療は整骨院が良いって本当?
交通事故に遭った後、首に違和感が現れ、むちうち(頚椎捻挫)であると判明したとします。
整形外科でのレントゲン診断は必須検査ですが、事故の治療は整骨院でも受けられることは案外知られていません。
整骨院では病院での治療以上に、きめこまやかな施術を行ってくれところもあると思います。
また、むちうちが原因で吐き気をもよおすというのもよく聞きます。
首が痛いだけでなく、吐き気が伴うというのは本当に辛いことですが、基本的にはそんなに長引くものではないので、つらいときは早期に専門医の診断を受けましょう。
自分ひとりで保険会社との交渉などをするのが心細く不安な場合、お気軽にそうずみ鍼灸整骨院に相談して下さい。
他の病気に比べて後遺症などのトラブルが多様で再発もしやすく、日常生活に影響を及ぼしやすい症状が長引くイメージがあるのがむち打ちです。
今は知識や技術も発達していますし整骨院によっては優れた治療機器の完備や特化した手技治療を行っているところもあるので効果的な施術が期待できます。
まとめとして、
再発の可能性を下げるためにも、「必ず治る」という信念を持ちながら、適切な治療を根気よく続けることが大切です。
以上が、むちうちを治したのにまた痛い?再発の可能性と防止する方法です。
わからないことがあれば何でもお気軽にご連絡お待ちしております!